日本電気は2月1日より、兵庫県市川町へコミュニケーションロボットを活用した高齢者見守りサービスを提供する。市川町では無料モニターを募集し同日より2ヶ月間試用した後、結果を踏まえて4月以降に有償でサービスを提供する。

同サービスでは顔検知機能や音声認識AI技術、クラウドサービスを融合し一人暮らしをする高齢者の安心・安全な暮らしをサポートする。具体的にはロボットの『PaPeRo i(注1)』が1日3回声がけを行い高齢者の写真を撮影、家族のスマホに写真を送付する見守り機能を有する。同時に温度と湿度も送付するため熱中症予防などに役立つという。他に高齢者とロボットが自由に会話できる機能や防災メールの自動配信、AIアシスタント機能など12種のメニューがある。API連携により自治体独自のサービスを開発することも可能とする。
同社は18年7月から愛媛県西条市で実証実験を実施、19年1月からは有償サービス化していた。結果、高齢者から家族への写真送付は平均1.5回/日、メッセージのやり取りは平均3回/日など、家族とのコミュニケーションに有効活用されたという。引き続き全国の自治体や団体、民間企業などと連携してサービスを拡大し、今後2年間で1万人へのサービス提供を目指すとしている。
[参考URL]
▷NEC、兵庫県市川町へコミュニケーション・ロボットを活用した高齢者見守りサービスを提供
[注釈]
1:2016年7月より出荷開始したNECプラットホーム製のロボット型オープンプラットフォーム。撮影用・顔認識用カメラや温度・湿度・光度等のセンサーを搭載する。音声認識機能やテキスト読み上げ機能を持ち、クラウド型のAIと連携できる。
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