発表日:2020年12月24日
発表者:三井住友建設株式会社
表 題:床版取替工事の省力化・省人化を実現する新たな床版架設機の開発・適用
三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 新井 英雄)は、橋梁の大規模更新事業の床版取替工事において、省力化・省人化を実現し、通常のトラッククレーン施工ができない高圧線下など特殊な施工条件環境でも効率的な施工を可能にする床版架設機を新たに開発しました。
本機を、東名高速道路(特定更新)裾野IC~沼津IC間床版取替工事(静岡県)の一部において初適用しました。
■ 特徴と効果
本機は、脚自体が伸縮して床版を上下させる門型油圧リフターと、その上の横梁に固定された走行レールに沿って移動する搬送装置で構成されています。搬送装置には床版を平面的に回転させる機能があり、施工時における吊上げ・搬送・設置までの一連の作業を遠隔で操作します。トラッククレーン施工では吊上げと設置の際、床版を固定する補助作業員が必要ですが、本機ではその作業が不要のため安全性向上と省力化・省人化が図れます。
また、トラッククレーンと比べて総重量が軽いため、搬入、組立、解体において大型の重機が不要で省力化が図れ、施工時に既設の鋼桁に与える負担を小さくできるという特徴があります。
さらに、本機は門型油圧リフターを上下させることで床版を上下に揚重することから、一般的な橋形クレーン形式の床版架設機の設置時に必要なクレーン申請と完成検査が不要で、架設機の組立てから使用までの期間を短縮できます。作業休止時は門型油圧リフターを縮めて高さを低く抑えることで、高さ調整ができない橋形クレーン形式の床版架設機に比べて、隣接する供用線への影響も低減できます。
なお、本機は使用する門型油圧リフターの横幅や基数を変更することで、1サイクルで取替えできる床版枚数が現場条件に合わせて設定でき、1車線ごとに床版取替を行うときの半断面施工にも対応が可能です。
〔公式ページ〕
▷床版取替工事の省力化・省人化を実現する新たな床版架設機の開発・適用
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください。
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