発表日:2022年5月27日
発表者:日立産機システム
表 題:計測・監視ソリューションを拡充、電力インフラのスマート保安を支
株式会社日立産機システム(取締役社長:竹内康浩/以下、日立産機)は、配電用変圧器に水素ガスセンサーを装備して内部の異常を発見する「配電用変圧器 計測診断サービス」と、受変電設備の監視、電力使用データの計測・CO2排出量の見える化を実現する「ロガータッチパネル」の販売を開始します。
「配電用変圧器 計測診断サービス」は既設の配電用変圧器に小型の水素ガスセンサーを取付け、絶縁油から劣化により発生する水素ガス濃度の変化を常時計測が可能です。従来は、配電用変圧器の内部異常の有無を調べるためには、電力を遮断した停電状態で、変圧器内部の絶縁油を採油し、分析する必要がありました。本サービスにより、電力を遮断することなく、異常を早期に検出することで、配電用変圧器の安全な運用を支援します。
「ロガータッチパネル」は、配電・低圧絶縁監視ユニットから取り込んだ電力稼働データの状態監視を行うことを可能にします。使用電力の見える化のため、受電設備における電力監視のニーズが高まっていますが、従来は情報系のネットワークに計測機器を接続することはセキュリティなどの課題がありました。「ロガータッチパネル」は、ネットワークの接続や専用の監視用パソコンを使用することなく、個々の受電設備における電力使用量の集計と、換算したCO2排出量の見える化などを実現します。
受変電設備の保安現場では、テクノロジーの革新的進展や保安人材の枯渇を背景として、IoT、ビッグデータ、人工知能などの革新的技術の導入を通じ、安全性と効率性を追求しつつ、保安レベルを持続的に向上させるための取組「スマート保安」が進められています。
日立産機は、デジタル技術を活用した受変電設備の計測サービス・監視システムの提供により、電力インフラのスマート保安と脱炭素社会に貢献していきます。
1.「配電用変圧器 計測診断サービス」の主な特長
配電用変圧器は長期間使用できる絶縁油を採用していますが、お客さまの使用環境により寿命が短くなることがあります。一般的な配電用変圧器の異常判断は定期点検時などに、電源を遮断した上で絶縁油を採取し、ガスクロマトグラフ分析装置により絶縁油中のガス発生パターンを分析する必要がありました。
本計測診断サービスでは予め設置した水素ガスセンサーにより、内部の絶縁油中における水素ガス濃度、生成速度の変化を計測することで、停電することなく異常の早期検出が可能となり、配電用変圧器の安定稼働に貢献します。
2.「ロガータッチパネル」の主な特長
(1)ネットワーク・PCの接続不要でシステム構築
キュービクル内に設置された配電・低圧絶縁監視ユニット(H-NET)の計測値を表示・蓄積する親機として現場外へのネットワークの接続や、専用の監視用パソコンを必要としないスタンドアローンで運用可能なコンパクトな電力監視システムを構築可能です。また、CO2排出係数を設定することで、受電設備単位でのCO2排出量を見える化が実現できます。
(2)簡単・セキュアな設定・運用
記録されたデータの表示、保存を始め、各監視ユニットの設定もタッチパネルで簡単に設定できます。また、標準構成では、計測データはUSBメモリに蓄積されたるため、通信線を敷設しネットワークへ接続する必要がないため、セキュアな運用が可能です。
(3)充実した通信出力
上位システムと連携する際は、Modbus TCP通信に対応しており、上位システムからのデータ取得、FTPサーバによるCSVデータ取得の他、オプションソフトを利用することでリモート監視も可能です。
〔公式ページ〕
▷日立産機システム:計測・監視ソリューションを拡充、電力インフラのスマート保安を支
※掲載テキストは発表情報の全文または一部抜粋です。元となるプレスリリースは発表元による発表当時のものであり、最新情報とは異なる場合があります。※詳細情報は公式ページをご参照ください
- トップ
- 速報
- テーマ
- 製品・サービス
- 行政・団体
- 地域
- データ
- オピニオン
- 記事ジャンル