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ZEHで住宅ローンもおトクに! 全期間固定金利で ライフサイクルコスト提案を後押し

 高断熱仕様に高効率設備に太陽光発電システムと…。一般的な住宅よりも初期費用のかかるZEH。住宅ローンの選定に悩む施主も多くいることだろう。そんな中、住宅金融支援機構では、ZEHをはじめとした質の高い住宅の取得に対して借入金利を一定期間引き下げる制度【フラット35】Sの利用を勧めている。ZEHとの相性が良いとされる同制度について、同機構地域支援部技術統括室技術統括グループの館野弥生主任調査役に訊いた。

住宅ローンのタイプには どのようなものが あるのですか?

 大きく分けて固定金利タイプと変動金利タイプがあり、固定金利タイプの場合は、借入時に返済終了まで借入金利が確定します。一方の変動金利タイプは金融情勢の変化に伴い、返済の途中でも借入金利が変動します。それぞれの特徴を知り、金利動向(上昇局面・下降局面)だけでなく、自分のライフプランにあった金利タイプを選んでいただくことをお勧めしています。現在、全期間固定金利を選択されるお客さまは、機構の最新の調査※では13.3%いらっしゃいますが、潜在的には36.2%の方が全期間固定金利の住宅ローンを希望しているというデータもあります。機構では、全期間固定金利の住宅ローン【フラット35】を民間金融機関と提携して2003年より提供しています。最長35年の全期間において金利が変わらないため、返済終了までの返済額が確定する住宅ローンであり、多くの方にご検討いただいております。

実際、どれくらいの方が 利用されているのですか?

 おかげさまで昨年度は11万組余りのお客さまに【フラット35】をご利用いただきました。その中でも、省エネルギー性や耐震性など質の高い住宅に対して、一定期間金利を引き下げる【フラット35】Sはとりわけ人気があり、8~9割の方は【フラット35】Sをご利用いただいています。【フラット35】Sには「金利Aプラン」と「金利Bプラン」があり、「金利Aプラン」は当初10年間、「金利Bプラン」は当初5年間の金利を年0.25%引き下げることができます。【フラット35】と比較した総返済額はお得になります。

ZEHなら必ず 【フラット35】Sの対象に なりますか?

 現在、国が実施している補助事業の対象となるZEHであれば、【フラット35】Sの金利Aプランにある “一次エネルギー消費量等級5”の基準に適合していますので対象となります。ただし、【フラット35】Sをご利用いただくためには、適合証明検査機関で物件検査を受けていただき、「適合証明書」を取得していただく必要があります。

ZEHと【フラット35】は 相性が良いということですね?

 ZEHでは、イニシャルコストと長期的なライフサイクルコストとのバランスを見ながら提案されることが多いと聞いています。先述した通り、【フラット35】は借入時に返済額が確定しますので、お客さまに長期にわたった資金計画のご提案がしやすい住宅ローンとなっています。基準だけでなく、将来を見据えた計画のご提案ができるという意味でも相性が良いと思います。省エネ・省CO2に優れたZEHがますます普及することを期待しています。

※本記事は月刊スマートハウス別冊 『ZEH MASTER 2018』 に掲載したものより抜粋しています。

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