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エヌ・シー・エヌ、省エネ住宅実態調査

調査レポート 2020/02/12 13:00

 エヌ・シー・エヌは2月12日、木造耐震設計で優れた耐震性能と自由度の高い空間設計を掛け合わせた独自の建築システム「SE構法」の登録施工店125社を対象に、建築物省エネ法改正に先駆け、供給する住宅の省エネ性能について実態調査を行い結果を公表した。

 建築物省エネ法改正により、① 大手事業者をトップランナーとした設計一次エネルギー消費量(BEI値)等の強化、② 住宅について省エネ基準の適合説明義務化(2021年4月から)が求められている。そこで、同社は工務店ネットワークを活かし、SE登録施工店が供給する住宅の省エネ性能について、各々の省エネ性能のポジションを把握して更なる性能向上を促すことを目的に調査を行ったとしている。調査内容は外皮性能、日射取得性能、一次エネルギー消費量など。

 外皮の断熱性能を示すUA値平均は0.58(ZEH基準は4~7地域で、0.6以下)となり、全体の58%が達成。半数の店舗が高性能の外皮性能を提供していることが確認できた。

 日射取得性能(ηAC値・ηAH値)では、ηAC値平均1.6で1.4~1.6の層が最も多く、基準値(5地域で3.0、6地域で2.8)に対して高い性能を示した。なお、冬の日射取得のηAH値は平均2.0で1.6~1.8の層が最も多く占めていた。

 エネルギー消費量(BEI値)の平均は0.78でありZEH基準0.80を超えた登録店は48.8%となった。

 注文住宅トップランナー制度の基準やZEH基準を満足する優れた数値であることを確認したとする一方で、その上をいくHEAT20では、G1レベルの達成度36%、G2レベル同7%と更なる向上が求められるとしている。

【調査概要】
調査対象数 :SE構法登録施工店125社、138事例
      ※省エネ地域区分は5地域、6地域がほとんど130件(全体の94%)
対象物件 :SE登録施工店が直近1年以内に供給、または今後供給予定の新築戸建住宅
調査内容 :外皮性能、日射取得性能、一次エネルギー消費量他
必要資料 :各種図面・仕様書
実施時期 :2019年9月~2019年11月(1次)、12月(2次)

〔参考URL〕
▷ エヌ・シー・エヌ:SE登録施工店を対象とした「省エネ実体調査」結果報告

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