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サンテックパワージャパン:スマエネ機器のSI事業で新会社「SSE」設立

 外資系大手で老舗太陽光発電システムメーカーのサンテックパワージャパン(ガオ・ジャン社長)は1月7日、スマエネ機器のSI事業を行う新会社サンテックスマートエコリビング(略称:SSE)を設立した。単なるシステム提案だけでなく、住設のトラブル駆け付けや医療相談など暮らしの困りごとを解決する『エコリビングサポート』を4月より展開し、自家消費市場の開拓に本腰を入れる。新社長に就任した山川敦司氏と執行役員の上山貴志営業本部長に今後の展望を訊いた。

設計・施工まで幅広く対応

 SSEの舵取りを任された山川社長は、サンテックパワージャパンで既築分野を専門とする直販営業部隊『住宅ERチーム』のリーダーを務めていた。ここでは在籍する営業スペシャリストを率い、販売店向けに太陽光・蓄電の導入効果診断といった営業支援ツールの展開や全国で研修会を行うなど販売戦略のバックアップを行ってきた。山川社長は「サンテックパワー製の機器を主軸とするが、もちろん他社製品もラインナップする。またシステム設計から施工サポートまでを含めた柔軟なソリューションを提供できる」と強みを語る。メーカー目線で培ってきたノウハウに加え、対応幅の広いソリューションで既築分野の市場掘り起こしに挑む構えだが「これだけでは販売店さんやエンドユーザー様に響かないことは百も承知。数多いるプレイヤーの中で当社のシステムを採用頂くべく、さらなる差別化要素を用意した」と力強く語る。

 それが冒頭の『エコリビングサポート』である。同社が提案するシステムに3年間無償で付帯し、エネルギー機器に限らず、家電や水廻り、カギなどのトラブル緊急駆け付け、家具移動や電球交換など、まさに暮らしの困りごとに対応する。大手スマエネ機器販売店のトップ営業マンとして活躍した経歴を持つ上山貴志執行役員は「経験上、太陽光パネルの変換効率や価格など製品依存の差別化では優劣を付けられない。結局、販売店側でキャンペーンなどを実施しなければならず、利益を圧縮することになる。そこでシステムに付帯するサービスをこちらで用意した。24時間365日受付けるサポートダイヤルを設けており、お客様は何かあればとりあえずこの番号に電話して頂くだけで良い。わかりやすい点も強みだ」と語る。

OB提案のツールにも

「メリットは他にもある。お客様のトラブル履歴を一元管理しているため、効率的にOB客への提案を行うことができる。例えば給湯機のトラブル相談があった場合、この情報を販売店さんにフィードバックすることで設備更新の提案を行える。また3年目以降のサービス継続には費用を頂き、販売店さんには仲介料を提供するといった体系も検討している」(山川社長)。〝売り切り〟とならないビジネスモデルで一層の差別化を図る狙いだ。サンテックパワージャパンでは19年度の出荷量を360MW程度、うち住宅用は15%となる約50MWを目指している。山川社長は「住宅用の半分は、SSEから販売していきたい」と意気込む。

※本記事は次代住宅専門誌 『月刊スマートハウス』 No.50に掲載したものより抜粋しています。

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