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スマートハウス専門工事会社HITエンジニアリング誕生

 外壁・塗装を手がけるアイネックス(神奈川県、資本金3,000万円、早坂宣則社長)は6月11日、スマートハウス関連の設備機器を施工する専門会社「HITエンジニアリング株式会社」を設立。急速に進化する次世代住宅の橋渡しとなるべく展開を加速させる。

 同社は98年に窯業サイディングの外壁施工会社として創業。屋根、塗装、断熱施工など徐々に業容を拡大し、現在は東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県を商圏に住宅事業者等からの外装請負をメインとする。年商30億円規模の総合工事会社である。各種商材卸、リフォーム・改修、不動産、太陽光、蓄電池といったスマエネ機器の施工販売も手がけている。新会社設立について早坂社長は「新築を建てる場合、屋根、電気工事、太陽光施工など様々な業種が関わってくる。一方で近年、普及が叫ばれるZEHやスマートハウスといった次世代住宅分野を一括で設計・施工できる事業者は限られている。またメンテナンス、アフターサービスまでを含めれば更に絞られるだろう」と話す。続けて「この細分化された状態がZEHや各種スマエネ機器普及の足枷になっているのではないだろうか。『一体誰に頼めば良いのか』といった困りごとを解消するため、新たな業態に挑戦したい」との経緯を説明した。

 社名には「ハウスイノベーションテクノロジー(HIT)」=「技術をもって家に変革を」という意味を込めた。資本金2,000万円、社長含めまずは4名でスタートする。具体的には太陽光、蓄電池、V2H、給湯機、HEMSなどエネルギーとIoT関連の施工を中心とする。今年は体制づくりを進めていく方針。「今でも存在しているが左官、板金、屋根などそれぞれの業種に呼び名があった。現在はそれらを一括して“外装”と呼んでいる。電気屋さん、設備屋さんではなく“スマートハウス業”という新たな分野を目指していきたい。此処数年のうちに住宅は転換期を迎える。その未来を見据え一歩先ゆく事業体で業界を牽引していければ」との想いを語った。

※本記事は次代住宅専門誌 『月刊スマートハウス』 No.54に掲載したものより抜粋しています。

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