リコーは2月下旬より、室内照明のような微弱な光でも高い発電性能を有する固体型色素増感太陽電池モジュール「RICOH EH DSSCシリーズ」の販売を開始する。同タイプでの発売は世界初としている。
すべてのモノがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)社会では、さまざまなモノにセンサーが搭載されることが予想され、それらを稼働させる自立型電源として、身のまわりにある光や熱、振動などから発電するエネルギーハーベスト(環境発電)が注目されている。なかでも太陽電池が有望とし室内光でも良好な発電性能を示す色素増感太陽電池への関心が高まっているという。
同社は複合機開発で培った有機感光体技術を応用し固体型色素増感太陽電池モジュールを開発。従来用いられる電解液を有機半導体材料などに置き換えることで液漏れや腐食といった安全性や耐久性に対する課題を解決したとする。
室内光源波長に適した有機材料の設計、デバイス構造を最適化することで、照度の低い室内光でも反応するなど発電性能を大幅に向上させた。倉庫など明るさの十分でない場所でも高効率の発電を可能にするとしている。
〔参照〕
▷世界初、固体型色素増感太陽電池モジュールの販売開始
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