京都大学はこのほど、蓄電池の正極材料の候補となっている硫化鉄リチウム(LixFeS5)の有効性を実証したと発表した。
同リチウムは、既存リチウムイオン電池を上回る高容量材料として注目されている。今回、京都大学のほか、産業技術総合研究所の研究グループと共同で同リチウムに着目し、イオン種の電気的な挿入(放電)や脱離(充電)に誘起される秩序の乱れである「イオン摂動」の有効性を検証した。結果、イオン種の電気的な挿入(放電)と脱離(充電)を独立に制御することで、電気的、磁気的特性が全く異なる2つの相を可逆的にスイッチングできるとした。「エネルギー需要の増加に対応できる革新的な高容量蓄電池の開発につながる成果」と位置付けている。
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▷「イオン摂動」による電池材料硫化鉄リチウムの状態変化を解明 ―新規相・物性の開拓と革新的高容量蓄電池の開発に向けて―
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