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【歴史館】白熱舎:⽇本初の⽩熱電球

コラム 2019/04/19 15:00

 カァーカー、と烏が鳴く。ニャぁあオ。あちらでは猫が。ミーンミンと虫たちの歌声も。演奏会が何時しかと始まる。カタカタカタっと働き方改革は何処ぞ吹く風。将又、現実との区別も付かないバーチャルな世界に没頭する。そして、またぎゅうぎゆぅ詰めの満員電車で微睡む人間…。

 汎ゆる生態のサーカディアンリズムは崩れ去りつつある。一方で成長や発展の糧になると言われる教育の機会を提供した。街を彩りロマンチックな出逢いを。努力や苦労を分かち合う宴に酔いどれる瞬間。芸術的なセンスさえも。

 退屈な表現ではあるが平和的で、幸福な現代を創り上げてきた。ホッとしたひと時に燈される輝きは何故だか温かみや安堵さえ感じさせる。しかしながら、もはや当たり前過ぎて誰もその意味にすら気づけない。

 其れは今から100年以上も前に生み出された。我が国では東芝グループの源流ともなる電球製造会社「白熱舎」の創始者で「日本電気産業の父」あるいは「日本のエジソン」とも形容される藤岡市助氏のあくなき探求心により、竹フィラメントの炭素電球が明治の日本を灯した。エジソンの発明から10年後のことだったという。夢の国産化が実現した歴史的一歩だった。

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 苦心して生み出された魂のフォルムは生産終了となった今もなおLED電球等へと受け継がれている。省エネ、IoT化、音楽と映像、フレグランスで空間を演出するなど進化が続く。新時代へ変わっても世界を映す中核的存在であるに違いない。夜行生物の増加に寄与したとしても。眠。。。


※本記事は次代住宅専門誌 『月刊スマートハウス』 No.51に掲載したものより抜粋しています。

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